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園長だより17 of suigom

6月

幼児教育


30年前頃から子供の人格を尊重しましょうという考え方が広がってきています。学校でも偏差値教育をやめ、ゆとりある教育を、カウンセリング界でも「受容、共感」を重んじましょうと。


それが今、子どもの要求を何でも受け入れ、子どもの望むことを大切にしましょうと誤解されているようです。


私たちは人間関係の社会の中に生きています。関係とはルールがあって初めてうまくいきます。そのルールを学ぶことが社会生活をスムーズに進めるのに大切です。


現実の社会は自分のやりたいことを要求しても全部が受け入れられる訳ではありません。これを知るのはとても大切なことで、人間が初めに身につけなければならないことです。身についていないと社会に出てからとても苦しみます。私たちの園ではこれを「幼児期の教育」と位置付けています。


NHK朝のニュースで「今の幼稚園児 弁当の中身」が報道されていました。お母さんは前の夜、子どもが求めるままに弁当を詰めてあげます。


子どもは自分の好きなものだけを入れてもらってにっこりです。お母さんもこどもの笑顔を見てにっこりです。


そこには子供の嫌いな野菜はほとんどありません。その結果どの家庭でも野菜が少なくなってきていると。


親のなすべきことで大事な仕事は、社会ルールを教えることです。ルールは社会生活の先輩(両親)が教えるものです。人に迷惑をかけることは駄目、必要な事はやりたくなくても行う。この教えは子供が小さければ小さいほど効果が大きいです。社会ルールを身につけないまま大きくなると、社会に加わることが難しくなってしまいます。


物事の善し悪しを教えるのに一番力があるのはお父さんです。お父さんに怒られたことは恨みにならず、良い思い出としていつまでも残ります。それだけでなくお父さんを尊敬します。


「受容と共感」そして「しつけと育児」この二本柱が必要です。何を基準にして善し悪しを教えるのかも難しいことです。私たちは個人差があります。感情もあります。感情のままに教えることは良くないことです。


どこの国でも、いつの時代でも変わらない基準。私たちに生きる事の意味を教えてくれるもの、それが「聖書」です。こひつじ園の保育の基準はいつでも聖書(バイブル)です。


教育勅語が話題になっています。親子の関係を教えていると。しかし、聖書は3,500年も前から「子どもたちよ、両親に従いなさい。これは正しいことです。」と教えています。私は、毎日曜日ごとに、水郷めぐみ教会で聖書の話をしています。誰でも参加できます。

5月

クッションを


春の交通安全運動で重点指導の一つに携帯電話があります。運転中に携帯(スマートホン)を見て運転する人の指導です。見ながら運転で事故が増えている事実があります。


スマホはとても便利なものです。私でも便利さが分かります。多くの機能がつき手のひらにパソコンがあると同じような便利さを示してくれます。


会話をしなくても一瞬のうちに相手に思いが届く凄さ。便箋に字を書いて封筒に入れ郵便局から手紙を出すことなく、どこでもいつでも文章や写真までも送ることができる。機械の進歩のもたらしたものです。


私などは今でも、PDFもURLの意味を理解することができません。多くの人はどんどんこなしていきます。


先日、ジョイフル本田近くの電話店の前を通りかかったとき「今サービスをしています。お寄りください。」と誘われました。


「お客様は旧式です。新タイプがあります。乗り換えチャンスです。」「新タイプとは何ですか。」「今より機能が充実しています。」


「私、今の機能を使いきれていないので今のままで結構です。」とその場を離れてしまいました。


なんだか機械に使われてしまうような心配が胸を横切りました。手間暇を省いてすぐに目的が手に入る便利さ。その反面、身体を使って努力する仕事が遠ざけられています。


機械に目を向けることが多くなった代わりに、自然の美しさに目を向け、美しさに感動する思いが少なくなっているような気がします。


感動、感性は心に余裕を生みます。余裕は気持ちにクッションの働きをします。芸術品などを鑑賞するのは心にクッションを生みます。最高の芸術の美しさは神様が作られた自然界です。画家はその美しさに心惹かれ描き始めます。木々の新緑の美しさ、色とりどりの花の美しさ(アヤメもそうです。)


今、全国的にこどもの中に多動的行動(自分の思いのまま、気の向くまま行動すること。)が多くなっています。集団生活の環境に柔軟に対応する能力が欠けているのです。環境に対応するにはクッション、柔軟性が必要です。


こひつじ園には園庭に色々な花が咲いています。鮮やかな新芽が出ている木があります。季節の移り変わりとともに自然界も色を変えていきます。親子共々素晴らしい自然の変化に感動する時を持つことも必要かなと思います。


潮来にはまだ自然が残っています。クッションは心のけがを防ぐことにもなります。(5月、園のお勧めは藤の花です。迎えの車を学童駐車場において観賞してください。)


4月

新年度、不安と期待の始まり


寒かった冬も終わり、庭には色とりどりの花が咲く春の季節となりました。今まで枯れ木のようになっていた木の枝もふくらみが現れ春の命の息吹を感じられるようになりました。


こひつじ園も学校も新しい始まりです。3月に卒園生を送り、4月に新入園生を迎えました。


こひつじ園ではゼロ歳児から入園があります。そして新入園児にとっては親元を離れての初めての生活。今まで知らなかった友達とのはじめての集団生活。


まだ幼い子どもにとって初めての園生活は不安がいっぱいです。右を向いても左を向いてもみんな知らない人、初めて見る顔ばかり。幼子にとってはどんなに不安であろうかと思います。


そして親が一緒にいない不安で泣き出したくなる心境。気持ちを抑えられずに大きな声で泣き出す気持ちが分かります。


4月は年間で一番緊張感があります。しかし幼子の適応性は驚異的な能力を持っています。一番大きな声で泣く子は慣れも早いほうです。


こひつじ園には大きな藤棚があります。今、少しずつふくらみ始めています。5月ごろになるときれいな紫色の小さな花が藤棚いっぱいに咲き甘酸っぱい芳しい香りを放ちます。その頃になると新入園生は園生活になれ、次は何をするか、どこに遊びがあるかだんだん園での生活に興味を持ち始め自分から手を出すようになります。


毎日の生活の中で子どもたちは朝、園に来て日中の明るい時を過ごします。家に帰っての生活は食事し風呂に入って寝る。ですから体が一番元気なときを園で過ごします。友達と刺激しあって生活します。保育教諭の保育によっていろいろなことを覚え学びます。


園生活は子どもにとって生活そのものとなります。私たち職員一同は気持ちを新たにして新年度をスタートし一年を明るく、元気に、のびのびと子どもたちと過ごしていきます。


ご家庭のご理解とご協力をお願いします。やがて卒園の時にはあのわが子がここまで成長するとはとの驚きの時を迎えるようになります。

※スライドショーの1人単位の園児写真は保護者の了承を頂いての掲載です