カウンター
[PR] ペット火葬 世田谷

園長だより12 of suigom

3月

 卒園おめでとう


新年度を迎える時期になりました。感激を体験できる時でもあります。


もうすぐ進級、卒園、そして入園と、動きがあります。それぞれに希望を持って進んでいきます。そんな中で卒園生を送りだせるのは大きな喜びです。保護者の皆さまも同じ気持ちではないでしょうか。


入園当時、心配そうな顔をして園内に入りたくないお子さんを無理強いのように園に預け、職場へと向かうお母さんの気持は後ろ髪を引かれるようなものがあったと思います。それが毎日のように成長し、今では自分から駆け足で園内に入るお子さんの姿に「私よりも園の方がいいのかしら。」と、一抹の寂しさを持たれる時もあるのではと思います。


集団生活の中で社会性を養い、ときにはけんかして、泣いたりして精神的にも強くなりました。みんな元気で卒園を迎えることが一番の喜びです。


保育園は低年齢で入園してきます。まだ話も出来ない年齢です。しかし、みんなと集団生活をしているうちに言葉を(よい言葉も、悪い言葉も)覚えてきます。色々な交流の中で人間としての言葉の使い方を習いました。使ってよい言葉、使っていけない言葉。これは人間として基本的なことです。


私たちは言葉によって人間関係を作ります。この時期に正しい言葉の使い方を覚えないと大きくなってから社会生活に困難を感じることがあります。言葉の正しい使い方を学ぶことは最初の学習です。


聖書は言葉の重要性を次のように書いています。「初めに言葉があった。言葉は神であった。」


一日の生活リズムも園生活で学びました。こひつじ園は人間として基本的な事(常識)を身につける場であり、期間です。それだけでなく人間としての感性も身につけます。


青い空を見て、美しいと感じる感性。悲しい事に対して悲しいと思える感性。それらが身についていると生活が豊かになります。豊かな感性は、心広くし思いやりを生みます。


卒園するみんながここで経験したことは一生の宝物です。友達と言葉で交流できるようになったこと。色々な行事を体験して体も心も大きくなりました。


学校では知識を学びます。頭を使うようになります。沢山学んで頭を働かせて下さい。そして社会からも神様からも愛される大人を目指してください。


こひつじ園はみんなの故郷です。


2月

 風邪に負けないで


1月は雪で悩まされました。14日は東京都を中心に雪が降り高速道路、新幹線、その他の交通網が大きな影響を受けました。


潮来には降らなかったので他人ごとのように聞いていました。しかし28日はこちらが大雪。朝、外を見たら真っ白な世界でした。東京は降りませんでした。なんかお相子様のような天気でした。


28日は半分近くの園児がお休みでした。冬は寒いだけでなく色々な悪い影響をもたらします。


風邪がそうです。今年はインフルエンザの流行り年ということで注意が呼びかけられています。茨城県は関東地方でも2番目に多くなっているようです。潮来市内でも学級閉鎖が行われました


年末はノロウイルス、年明けからはインフルエンザ。寒い時の病に対する対策は大事です。幸い1月「こひつじ園」ではどちらも一桁の少ない人数で済んでいます。


私自身寒さに弱い者ですからなるべく風邪にならないよう注意をしています。それと同時に園児たちにも注意を払います。今していることは、うがい、手洗い、そしてお部屋の消毒。各部屋に加湿器を置いています。加湿器の中には園で調合している塩素系の水が入っています。


先生たちは塩素系の雑巾で毎日、床、壁、ドア、そしてガラス等、園児たちが触れる所を磨いています。園内に入るときにはアルコールで手を消毒してもらっています。それでも風邪にかかる人はいます。


特に休み明けは要注意です。休みの時、人ごみの中に入ることがあります。私は家に帰ったら、うがい、手洗いはもちろんですが顔も洗うことにしています。園児たちは手洗いの歌を歌いながら丁寧に洗っています。2歳のつくしさんも上手です。


毎日の日課も健康にいいです。園庭に集まりラジオ体操。そして続いてトラックを一周駆け足しています。私も時間のあるときは一緒になって体を動かします。そして園児と一緒にかけます。みんなが大きな声で応援してくれますが、ゆりさん、さくらさんには今も負けてしまいます。


ラジオ体操、駆け足、そして柔道で体全体を動かすことは風邪に対して予防になります。さくら組さんは縄跳びを始めました。


そして栄養ある食事、十分な睡眠も大事です。これらは家庭でして頂きたいです。


「こひつじ園」の子どもたちは2月も風邪に負けないで前進しましょう。


毎日「明るく、元気に、のびのびと」。


1月

 初心に立つ


2013年、明けましておめでとうございます。今年も皆様の上に神様の祝福がありますようお祈り申し上げます。


一年の計は元旦にありと言います。目標を決めるのは意味があると思います。書き初めなどにも気持ちが表されます。


さて、こひつじ園の、今年の目標はと聞かれると初心に立つと答えます。こひつじ園が35年前に創立した時に神様から与えられた聖書の御言葉があります。「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。」です。


これはイエス様の少年時代の事を書いた聖書の箇所です。ここでは三つの事が言われています。

1、人間が成長するには知恵が必要。

2、肉体的な健全な成長。

3、人間の存在の大切は社会に受け入れられていること、すなわち周囲の人々から愛される人間になることです。

聖書はそれで終わらないで神様の愛も語っています。


私たちが生きて行く上で大切なことは人からの愛を感じることです。自分が愛されている事を自覚できることは素晴らしいです。


止むことのない幼児虐待。お前等生まれてこなければよかったと、自分の子どもに対しての発言。自分は愛されていないと感じた人間は生きる意欲をそそがれます。


両親に愛を注がれて生きる子どもは心豊かになり、人に対して思いやりを持つことが出来るようになります。大きな社会問題になっている学校でのいじめの原因には両親からの愛が十分に注がれて来なかった事にもあります。


明治以前、日本には「愛」と言う言葉はありませんでした。宣教師が日本にキリスト教をもたらしました。聖書を日本語に訳す時、初めて「愛」と言う言葉を使いました。その基になった聖書の言葉は「アガペー」と言われる古典ギリシャ語です。意味は、無条件の愛です。


人間は出来る子と、そうでない子に対して気持ちに違いが生まれます。神様が私たちを愛することは条件付きではありません。無条件に神様から愛されている事が分かった時、私たちは人を愛することが出来ます。


こひつじ園の目指す保育は「人間と神様から愛される人格者」です。神様はこのように言います。


「私の目には、あなたは高価で尊い。私は、あなたを愛している。」


12月

 クリスマス


今年のクリスマス発表会は市内の保育園で順番に会場を借りている都合で早く行われました。そのため子どもたちは運動会が終わってクリスマス会の練習になりました。

練習時間が例年よりも少ない今年でしたが子どもたちは私たちの心配をよそに次々にセリフを覚え沢山の讃美歌を歌えるようになりました。本当に子どもたちの能力には驚かされます。


私は年齢と共に髪の毛が失われ、記憶力が弱り、体力も減少していきます。毎朝、園庭のグランドでラジオ体操をした後、トラックを一周します。私も一緒にかける時があります。みんなに抜かれてしまいます。


「園長先生を抜かした。」と喜びの声が上がります。私はその度に自分の衰えを実感し密かに練習して何とか抜かれないようにと頑張っています。


幼児期の成長を見るのは何よりの喜びですね。将来に大きな夢を持つことが出来ます。子供達も4歳前後になると将来ケーキ屋さんになる。僕はサッカー選手。私はお花屋さんと夢を膨らませています。


私は農家に生まれキリスト教とは縁のない生活をしていました。ですから将来牧師になるとか園長になるとか思ったことも考えたこともありません。全くそれらと別の世界に属する生活をしていました。そんな私がクリスチャン生活45年、園長生活35年も続けていることに同級生は驚きを感じています。


しかし神様は私たちの内にある可能性をご存知です。親が見つめているわが子の姿と、私たち園で働いている職員の子どもたちに対する見方とに違いがあるように神様は私たちの内にある可能性をご存知です。


聖書に登場する最初の人物はアダムとエバです。この人たちは神様の命令を守ることが出来ず失敗してしまいました。聖書を読むと失敗した人物が沢山います。パウロと言う人は教会に大きな迫害を加えた人でした。しかしこのパウロは後にイエス・キリストに出会い、生きる方向を変えて聖パウロと呼ばれるようになり二千年の人類の歩みに大きな足跡を残しました。


イエス・キリストは私たちの内にある能力を引き出してくださいます。それは神様の愛の眼差しから生まれてきます。


聖書は「神は愛なり」と言っています。世界中の多くのキリスト者は神様の愛の中に生かされている人です。そしてイエスキリストは愛(アガペー)を示されました。それがクリスマスです。

11月

 運動会を終えて


今年は素晴らしい晴天の中で運動会が行われました。


野外行事は天候に気を使います。津知小学校は気持ち良く貸してくださいました。練習にも何回も使わせていただきました。広々とした場所で行えることにいつも感謝しています。


こひつじ園では毎年の運動会を、園を出て広いところで行っています。それは沢山の方々に来ていただき、みんなで楽しい運動会をしたいからです。主役は園児ですが保護者の方も祖父母の方も参加してくださり「家族運動会」の姿を取っています。


そして美味しい、楽しいお昼ご飯。みんなで広げてお弁当を食べる気持ちよさ。この経験はこれから大きくなっていく子どもたちの心に暖かな思い出として残ります。楽しい思い出は心を豊かにします。


連絡ノートに沢山の方々から感想がありました。中には一族20名で参加し楽しませていただきましたと書いてある方もありました。


一番楽しみにして頂いているのがマーチング演奏(鼓笛隊)です。2、3年前までパンパースをしていた子が、大観衆の中で堂々と演奏をしました。見ている我々職員も頑張っている姿に目がウルウルしてしまいました。


何年見ていても新しい感動を受けます。まして初めてわが子の堂々とした姿を見られた保護者の方々、おじいちゃんおばあちゃんはなおさらと思います。


この年代の子どもの成長は人間の生涯で一番大きいと言われています。学校に進む前までに7割から8割の人格が出来上がるともいわれこの時期の保育、教育は何よりも大事なものと重要視されています。


今、社会問題になっている学校でのいじめ問題、その根底には心の貧しさがあります。考えが狭いことです。多くの体験をすることは大事なことです。市民運動会も立派に出来ました。


「あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。私を強くしてくださる方によってどんな事でもできるのです。」(聖書)神様の助けを頂きこれからも進んでいきます。

10月

 喜んでもらえる


9月20日(木)さくら組の園児はデイサービス「白鳥」に慰問に行きました。子どもの中には「白鳥がいなかったよ。」と残念がっていた子どももいました。


きっかけは私が民生員として訪問に行ったとき職員の方から、是非お子さんを連れてきて欲しいとの声が寄せられたことです。お年寄りは小さな子どもが大好きですと話していました。


9月の予定にはなかったのですが時間を工面して行きました。私たちが行った時、既に30名くらいの方々が椅子に並んできちんと待っていました。その顔は今か今かと期待している顔でした。視察に行った時の姿と違っているのに多少の驚きを感じました。


演奏をすると体を揺らしながら合わせてくださる方。手をたたきながらリズムを取ってくださる方。みなさん笑顔で聞いてくださっていました。中には涙を浮かべながらの人もいました。


演奏が終わり、皆でタオルを持って子どもたちと簡単な体操をしました。そして子どもたちがお年寄りの中に入っていくと手を出して握手を求めたり頭をなでたりしてくれます。


子どもたちにとっては曾祖父祖母の年齢です。4世代の家族は多くありませんから初めてこのようなお年寄りと接する子がほとんどです。


最初、緊張していた子どもたちは段々と雰囲気になれてきて一人ひとりの首に手つくりのメダルをかけてあげました。みなさん大喜びです。帰りには「またおいでよ。」と声をかけてくださいました。


30分くらいの時間でしたが、明るく楽しい時を持ちました。日本は高齢化社会になっています。否定的な捉え方があります。


しかし70歳から80歳代の方々は一生懸命に働いてきた方です。今の日本を作ってきた方です。これらの方々の働きを子どもたちは知りませんが交流を持つことはとてもいいことと思います。そして自分達が喜んでもらえたことは子どもたちに満足感が芽生えます。この思いが心を豊かにします。


秋は色々な老人施設から慰問の依頼があります。お年寄りとの交流も教育の一環です。


9月

 エアコンの使い方


学校での「いじめ」が大きな問題として取り上げられています。


中学生がいじめに合いその苦しみから逃れるために自殺をしました。心痛む出来事です。


いじめは30年前くらいから問題にされてきました。私の子どものころ、一クラス50名以上の時代でしたがいじめで自殺をした話は聞いたこともありません。また、学校でいじめが問題にされた記憶はありません。


30年前は日本人総中流家庭と言われ始めみんな豊かな生活になってきたころです。家電もそれぞれの家に備え付けられました。冷蔵庫、カラーテレビ、エアコン等。特にエアコンは私たちにとって革命的なものでした。


部屋の中の温度を自由に調整できる。それまでは夏暑く、冬寒いのが当たり前で、暑さをしのぐに色々な工夫をしていました。汗もかきました。川で泳ぎもしました。暑さ寒さを工夫して何とか過ごしていました。夏の暑さを楽しんでいた時代です。少しくらいの暑さに耐えることも出来ました。


しかし、今は暑ければエアコン、寒ければエアコンのスイッチ一つで暑さを避け、寒さを避けることが簡単にできるようになってきました。


もともと人間の体には体調を調節する自律神経が神様によって備えられています。からだの血管に働く神経です。暑さ寒さに対応する神経でもあります。これが働くと心も体も豊かになります。我慢も出来るようになります。


エアコンの使い過ぎはこの神経の働きを少なくしてしまいます。自律神経機能が働らかなくても機械が代わりをしてくれるようになりました。その結果、我慢が出来なくなってしまいます。イライラするようになります。そして気持ちが切れるようになります。


日本の夏が暑いのは当然です。子どものころはエアコン使用を必要最小限、抑えるようにして自律神経の機能を豊かに働かせることは大事です。汗をかくことはとても良いことです。


保育園、幼稚園は子どもの将来を見据えて職員は働きます。今だけが良ければいいというものではありません。成長して忍耐のできる子、人を思いやることの出来る子、自分の感情を抑えることができる子。


園でのエアコンの使い方だけでなく、家庭でのエアコンの使い方も少しは考えてみいいのではと思います。

8月

 話を聞く


「こひつじ園」で大事にしている事の一つに、相手の話を聞くことがあります。


キリスト教保育には「礼拝」があります。これはただ紙芝居を読むことだけでなく聖書の話があります。主に私と主任の和子先生が担当しています。


よそから視察に来られる方々の感想に「ここの園の子どもたちはよく話を聞いていますね。」と言われることが多いです。聞くことは学びの大事な一歩と思っています。本を読むことも大事ですが話を聞くことは学びの大切な要素です。


聞くことによって多くの学びをすることが出来ます。それだけでなく聞くことは落ちつきも養われます。昔は、礼拝の時でも話を聞くことが難しかったです。隣の人と話したり、歩きまわったりなかなか落ちつきがありませんでした。


そこで工夫をしました。お祈りの時、最後に「このお祈りを、イエス様のお名前によって、お祈りします。アーメン」とみんなで一斉に声を出して祈りを一つにするようにしました。そうすると子どもたちは私の祈りをよく聞いて、最後の祈りになった時、一斉に声を出せるようになりました。それから話を聞く姿勢が養われてきました。


以前、アメリカの幼児施設に視察に行った時、子どもたちの姿に驚かされました。先生が話している時、テーブルに腰かけしている子、壁に寄り掛かっている子と姿勢がバラバラでした。


あとで先生に何を大切にしているか聞いてみました。先生は「姿勢よりも子どもたちが私の話を聞くことが出来ているかを大事にしています。」との返事でした。確かに姿勢はよくないかもしれませんが、彼らの目は先生の方にきちんと向いていました。そこの園では格好よりも聞くことを大事にしていたのです。


日本では正座で話を聞く習慣があります。姿勢を重んじるのです。小さな子どもは長い話を聞くことが苦手です。正座はすぐ飽きてしまいます。話をきくことを大切にすると姿勢はついてきます。


よく話を聞いている子は伸びると言われています。まず話を聞くことを習慣付けて行きたいと思っています。

7月

 認定こども園


 最近、毎日のようにマスコミで報道されていることは「社会保障と税の一体改革」です。その為に消費税を上げてその財源にしようとしています。


社会保障の中に「子育て」を民主党は取り入れ、当初、新しい制度「総合こども園」を創設すると法案を作りましたが、野党との協議の結果「総合こども園」創設は取りやめ、今ある「認定こども園」を充実させていく方向に決まりました。


茨城県内の保育園で最初に認定こども園を始めた私としては良かったと思っています。「認定こども園」の評価は全国的に保護者から高い点数を頂いています。


「認定こども園」は保育と教育を併せ持ったところです。それだけに単独の保育園、幼稚園よりも厳しい基準が課せられています。始まった当初は色々な面で戸惑いもありましたが4年目を迎えた今は制度にも慣れ、より充実した内容をと研鑽を進めています。制度が簡素化され、さらに運営がスムーズにいけるようになることを願っています。


「認定こども園」はこれからどんどん増えていくと思います。もう一つ大事なことは、増えた消費税を子育てに使うと明記されていることです。今までは高齢化のために多くの予算が向けられていましたが、日本の将来を担う子どもたちのためにも消費税を使うことは子育ての働きをしている私たちにとって嬉しいことです。


消費税は全ての国民が関係しています。その税金を子育てに使うことは全ての国民が子育てを共に負っていくことになります。


今までは子育ては子どものいる家庭のことであって、子どものいない家庭は関心が薄くなっていました。しかし子育ては国民全てが関わることとなってきたのです。予算が増えてくればより質の高い内容の充実した子ども子育てが出来ます。


そんな中で4年前に「認定こども園」に移行した私たちは子どもにとっての良い保育、教育とは何かを考え、そして何が必要なのかをこれからも考えながら毎日子どもたちと接していくことが必要と思っています。法案の参議院での審議が注目です。

《お知らせ》
こひつじ園では20年前から「交流分析」を学び始めたカウンセラーがいます。子育てや、その他のことで相談があれば事前に連絡ください。

6月

 苗が育って

春、園の菜園にキャベツ苗を植えました。肥料は厨房から出た食べ残りをコンポストに入れて作りました。これは有機質肥料です。野菜の育ちがいいです。少し大きくなってから網をかぶせました。


キャベツ苗はすくすくと育ってきました。毎日見ているとキャベツの葉が虫に食べられ始められているのに気付きました。段々と食べられた所が大きな網目のようになってしまいました。青虫がついたのです。


網をかぶせる時にキャベツの上を紋白蝶が飛んでいました。その時卵を産んだのです。網をかぶせるのが遅かったのです。


網を外し、青虫を取っていると子どもたちが近づいてきて「園長先生何してるの」と声をかけてきます。「青虫を取っているのだよ」返事をします。すると何人かの男の子が小さなバケツを持ってきて「ここに入れて。青虫ちょうだい」と寄ってきます。


何匹かをあげると「わーきれい」と、言う子や「これ、やっつけちゃお」と、言う子、様々な反応があります。今年のキャベツは大部分虫に食われてしまいました。


お店に売っている野菜はとてもきれいです。虫の食べた後はありません。虫がつかないように網をかぶせている畑もないのに虫がついていないのは農薬の効果です。薬で虫を殺してしまうのです。


放射線のことが大きな心配になっています。政府の基準を下回っても風評被害が起こっています。でも私たちは農薬散布をした野菜を毎日食べているのです。もしかしたらきれいな野菜よりも虫がついていた野菜のほうが美味しく安全なのかもしれません。


佐渡のトキが育つに農家ではなるべく農薬を使わないようにしてトキを見守っているそうです。薬は便利です。使わないと今は農業が成り立ちません。食材が手に入りません。


キャベツは虫に食べられながらも逞しく育ち玉をまき始めました。もうすぐ収穫できる大きさにまでなりました。食べてみようと思います。


虫の付いた野菜はどんな味がするのか興味があります。キャベツ本来の味がするかもしれません。粒ぞろいはきれいですが、形は不ぞろいでも本来の美味しい味は失われないようです。子供達も本来の味を持った子として成長してほしいです。

5月

 苗を育てて

 正月の連休は寒い。夏のお盆時期の連休は暑い。年3回ある連休の中で一番過ごし易いのは今の連休でしょう。ですから別名ゴールデンウィーク(GW)とも言われています。


 ホームセンターの園芸店は沢山の人です。皆さんの目的は家で野菜を作ること、庭に苗木を植えることです。私も作物を作るのは好きです。


 昨年は電力不足で緑のカーテン作りに人気がありました。特にゴーヤのつるは広く長く延び葉の緑もきれい、さらにゴーヤの実は夏ばてに良い。ということで私も挑戦しています。


 ゴーヤだけでなくこの時期は稲苗植え、野菜苗植えと畑にも田んぼにも小さな緑の苗が植えられています。


これらのものが丈夫に育ち沢山の実を結ばせるのに大切なのは土作り(環境)と、植えてからの管理(手入れ)です。植えたばかりの苗は小さくまだ弱い苗です。絶えず植物の成長を見つめ、極め細やかな手入れが必要です。植えてからしばらくは注意をして毎日見てあげないと風で倒れたり病気になったりします。


しかしある程度の大きさに育てば植物が持っている力によってどんどん大きくなります。後は余り手をかけなくても自分から勢いよく育っていきます。


私たち人間も小さな時期には環境と極め細やかな配慮が必要となっています。植物を見るとき、今この植物はどんな肥糧が必要か、水はどのくらいあげたらよいか、気温は、害虫対策はと色々なことに気を使います。


こどもも小さい時、大人が色々なことに手を差し伸べることが大事です。それもこちらの都合や思い込みでなく相手の立場に立って考えてあげることが必要です。


作物は種類によって育て方が違っています。人間もひとり一人それぞれの育ちがあります。みんな同じではありません。その子に合った接し方があります。


作物を育てると考えが深くなります。私たち親も保育士も一人ひとりの状態を把握してその子に合った接し方をしていくことが大事です。


就学前の子どもは人生の中で一番手がかかる時期です。ですから手を抜かず気持ちを込めて、何が大事か見極める目を持って育児に励んで行きましょう。


この時期の子どもは一番可愛い時でもありそして成長の早い時期でもあります。親が育てたように子は育つと言われています。それだけ成長が楽しみです。それは野菜の成長を見るよりも嬉しいものです。


4月

 新年度をむかえて

2011年3月11日午後2時45分から日本は大きく変わってしまいました。


地震、津波、原発事故の後遺症、電力不足。そして、これから起ころうとしている首都圏直下型、東海沖、東南海沖地震に対する心配が国中を覆っています。明日はどうなるか分からない現実を突きつけられている毎日です。


最近、東京に行くと何も起こらない時に早く潮来に戻ろうという気持ちが強くなっている自分に気づきます。しかし、どんなに心配しても地震が来なくなるわけではありません。


備えをしっかりすると同時に、毎日のことを、いつもの通りに行うことも大事と思っています。


保育園、幼稚園は将来に対する準備の時でもであります。これから社会の一員として生きるために必要なことを覚え、学ぶ最初の場です。入園式はその始まりです。


既に在園している子ども達も、今月入園してきたお友達も、沢山の経験をし、お友達と沢山遊び、心も、体も、そして知的にも成長していきます。これは聖書から教えられていることです。


先の3点に加えてさらに聖書は「神と人に愛される成長」と、教えています。私たちの安心感は、自分が愛されている存在を体全体で受け止められた時です。


その反対に不安になるのは、自分は愛されていない、必要とされていないと感じたときです。そして精神は不安定になり、心は落ち着かなくなります。


これから色々な経験をしていきますが、その根底におかなければならないのは「自分は愛されている。」との安心感と信頼関係です。


目は言葉よりも多くを語りかけることがあります。ですから目配りは大事です。体全体で子どもを受け止めることは安心感を生みます。


私たち「こひつじ園」の職員は、任されたお子さんを体全体で愛し、受け止め、子ども達が安心して通園できる園を目指して行きます。また保護者の方々から信頼を持って頂いて自分の大切なお子さんを委ねていただける園を目指し努力して行きます。


そこがしっかりと整えられて初めて保育、教育が成り立つと思っています。今年度もご協力をよろしくお願いします。


※スライドショーの1人単位の園児写真は保護者の了承を頂いての掲載です