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園長だより10 of suigom

3月

 卒園おめでとう!


 「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。」(聖書)


 新しい「こども園」になって2年が過ぎようとしています。この3月に卒園するお友達は「認定こども園・こひつじ園」の園児として卒園します。


 子どもにとってより最善の環境は何かを求めて「こども園」になりました。しかし形態は変わっても子供たちが園で過ごす毎日は以前と変わりません。


 敢えてあげるなら幼稚園の教育面が強化された2年間でありました。子どもは置かれている環境に大きく左右されます。私たちも今の環境に満足して保育と教育を進められることを嬉しく思います。


 この冬インフルエンザになった子どもは数名でした。保護者の皆さんのご協力が感染を未然に防ぐことが出来大きく広まらなかったと思っています。


 卒園生の中には生後4ヶ月、ようやく首が落ち着いてきたころの赤ちゃんで入園してきたお子さんもいます。今は天気のいい日は園庭でボールを蹴ったり縄跳びをしたりして元気に遊んでいます。そして4月からいよいよ小学生です。


 入園してきた時は軽々と抱っこできました。今は腰に力を入れ「よいしょ。」と気合を入れなければさくら組のお友達を抱っこすることが出来ません。(これは私の年齢も大きく影響しています。)


 時々、各クラスを見て廻ります。一年でこんなにも違うのかと成長の大きさに驚きます。今は最高の成長時期に入っています。教えていくものをどんどん吸収していきます。そして記憶力がとてもすぐれています。


 人生を稲の生長に譬えるなら、学校前の時期は田んぼに植えられる前の苗を作る時期かなと思うこともあります。卒園はビニールで覆われていた苗床から水田に移植される時期です。


 苗は立派に育ちました。基礎が出来ました。卒園する「こひつじ園」のお友達はこれから大きく羽ばたくことが出来ると信じています。


 進む小学校は分かれていきます。しかし、また会うことがあります。


 それぞれの小学校で多くのことを学んでください。そして「こひつじ園」の卒園生であることを誇りにしてください。皆さんの前途に神様の御守りと祝福があるようお祈りしています。


2月

 幼児期における教育



マスコミで報道されているので皆さんもご存じと思いますが、いよいよ幼保一元化の政策が最終段階を迎えるようになりました。


 しかし、ここにきて幼稚園側からの強い反対が起こり幼保一元化は最初の構想から大きく変わろうとしています。幼稚園の反対理由に「幼稚園は、教育をしている。保育園は教育でなく保育をしている。それと一体化になるのは反対。」があります。


 その根拠は幼稚園が「学校教育法」で運営されているからです。第23条2には「集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並び規範意識の芽生えを養うこと。」と、あります。


 しかし、これは保育園でも毎日行っていることです。私たちの園での一つの例として「鼓笛隊・マーチングバンド」があります。


 先月28日(金)潮来市からの依頼で老人大学「悠々塾」で演奏をしました。それまでざわついていた高齢者の方々は演奏が始まると皆さんの目が園児に釘つけになり誰一人話す人が無く最後までじーと聞いてくれました。


 奏楽が終わった後、会場には大きな拍手がわきあがりました。一人のおばあちゃんは感激のあまり財布からお金を出し紙に包んで子どものところに持って行きました。会場は喜びと感激にあふれました。


 子供達は自分たちの演奏がこんなに喜ばれるとは思ってもいなかったようです。でも、自分たちのしたことが沢山の人の喜びになったことは小さな心に大きな印象を持つことが出来ました。


 人に喜んで頂くことが出来た満足感にあふれて舞台から降りてきました。情操教育です。一人一人が力を合わせて一つのことを作り上げ、それが喜びを与え、自分たちにも達成感を持つことが出来ることは素晴らしいことです。


 教育は文章化されているだけでは意味がありません。具体的に行われているかが大事です。


 こひつじ園は、保育園と幼稚園の一体化の園です。幼稚園、保育園それぞれに良いものがあります。幼稚園の子どもも保育園の子どもも同じです。子供には差はありません。


 子どもの最善を目指して行けるのが幼保一元化の施設です。


1月

 アガペーの愛


 明けましておめでとうございます。今年も穏やかな正月を迎えることが出来、嬉しく思います。


 正月は時間の流れと共に毎年やってきますが一年の区切りとして大きな意味があります。今年はどんな一年になるのだろうか。期待と少しばかりの不安もあります。しかし誰でも幸せな年にしたいと思う気持ちは同じです。


 12月31日、私たちに3番目の孫が誕生しました。生まれたばかりの赤ちゃんの寝顔を見て思うことは幸せな人生を送って欲しいと言う気持ちです。イエス様にお祈りを捧げました。


 赤ちゃんは毎日大きくなっていきます。保育園、幼稚園の園児たちも数年前はみんな赤ちゃんでした。私たちは0歳から5歳になる子ども達と過ごしていて成長の力強さを毎日肌で感じます。


 年末に国際基督教大学(ICU)の教授を38年間務めて退職された古屋安雄先生の本を読みました。昨年4月天皇家のお孫さんが入学されて話題になった大学です。


 日本にキリスト教主義の大学は多くあります。全大学生の約一割を占めています。その中でも大学の名前に基督(キリスト)をつけた大学は多くありません。


 この古屋先生は38年間若者を教えて、大事なのは生きる力を持つことであると語っています。その力とはキリストの「愛」ですと言い切っています。


 愛は大小でありません。人に分け与えるものです。与えてはじめて意味があります。愛は与えても無くなりません。受けた人が愛をまた他の人に与えていくと愛は大きく広がり明るさと暖かさを生むようになります。世界を動かす力になるのは愛です。


 小学校に入学する前に愛を持つ子どもに育てることが育児と教育の目的です。小さな愛でもいいですから人に分け与える愛を持てる子どもが増えていくことを祈りながらこの一年も保育と教育に励んでいきます。


 聖書には「愛」が具体的にかかれています。聖書の言う愛はエロースでなくアガペーです。詳しくは聖書をお読みすることをお勧めします。


 神は「愛」である。これが聖書の言葉です。


12月

 収穫感謝祭


 11月15日の礼拝で収穫感謝祭をしました。


 350年前に信仰の自由を求めたイギリス人100名余りの人たちがメイフラワー号に乗って大西洋を渡り、アメリカ大陸に上陸しすぐに教会を建て、住まいを建てました。過酷な自然の中を切り開いて行くうちに持参した食料は乏しくなり翌年の収穫まで地元のインデアンの助を受けながらの生活でした。


 翌年、初めて収穫した食料を教会に持っていき、みんなで神様に収穫の感謝をした。それが始まりです。


 こひつじ園でも一人ずつ果物を持参し、みんなで遊戯室に集まり前に果物を並べて神様に感謝の祈りをしました。


 そこで私は「食べ物が育つのに太陽の温かさと雨の恵みが必要なのですよ。」と話しました。そして続いて次のようにイエス様の話をしました。


 「イエス様は良い人の上にも、悪い人の上にも太陽を昇らせ、雨を降らせて下さいます。どんな人にも恵みを与えてくださるのですよ。イエス様は差別をしないお方です。友達と遊ぶ時にも、みんなと楽しく遊ぶようにしようね。」と。


 すると「園長先生、あの子嫌い、あの子好きと言ってはダメなんだよね。みんなと仲良く遊ぶんだよね。」と、反応がありました。


 差別はいじめにつながります。乳幼児も高年齢になると友達に対して色々な感情を持つようになります。「明るく、元気に、のびのびと」がこひつじ園のモットーです。


 12月はイエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスです。今、日本は閉塞状態にあります。大学4年を卒業しても就職出来ない人が4割以上もいると報道されています。そんな中でクリスマスを迎えます。


 人の命の誕生は明るい出来事です。まして神様が独り子イエス様を私たちに送ってくださったことは歴史を二つに分けるほどの大きな出来事です。


 イエス様の周囲には社会から嫌われていた人たちが多く集っていました。神の子イエス様は聖いお方ですが、当時罪人と言われていた人がイエスの友達として迎えられていたのです。そのような人達とイエスは一緒に食事をされることを好まれました。


 またイエス様は幼子を喜んで抱き上げられるお方です。


 クリスマスになりました。どうぞこのお方を知ってください。そして差別のない感謝を子どもに教えることのできる親になりましょう。神様は良い人にも悪い人にも同じように太陽を昇らせ雨を降らせてくださるお方です。


11月

 時の流れ


 あんなに暑かった日が、懐かしくなるくらいに今年の秋は短く、すぐに冬の寒さが来ました。


 昨年の今頃は「新インフルエンザ」で大きな騒ぎになっていました。しかし今年はまだマスコミも行政府もこれといった報道はしていません。


 インフルエンザ接種も、今年は誰でも申し込み時に受けられます。昨年は受ける順番が決められ医療関係者から順に始められていました。そんな騒ぎが一年前本当にあったのかと思わせるような今年の静けさです。


 日本人はすぐに騒ぎ、すぐに忘れる。熱しやすく冷めやすい国民性なのかもしれません。しかし時間の流れは保育園生、幼稚園生に大きな成長をもたらしています。


 歩けないで入園してきた子が歩けるようになりました。大きな成長です。自分から教えるようになりオムツが取れるようになりました。ひらがなが読めるようになりました。来春、小学校に入学する年長さんは自分の名前が書けるようになりました。


 出来なかったことが出来るようになることは大きな喜びです。時は無駄に流れていません。


 私のように還暦を過ぎたものは時の流れと共に今まで出来たことが出来ないようになり一種の恐怖心を感じます。以前は2,3回名前を聞けばすぐに覚えられたのに今は何回も担任の先生に「このお子さんは名前は何と言いましたか。」と聞いてしまいます。


 時の流れは私たちに色々な現象を起させますが、乳幼児にとっては成長の時となっていきます。今日一日の出来事が明日の成長につながります。子どもの持っている探究心を大事にしてあげたいです。


 言葉が分かるようになると「これ、な~に。」と、よく聞きにきます。何でも知りたがるのです。子供だからと言って軽く対応してはなりません。分かりやすく、時には絵本や写真を使って話してあげることは大切なことです。


 そのような経験を持った子どもは大きくなるにつれて疑問な点があったとき自分から解決を探そうとし本を開いたり、PCなどを使って調べるようになります。


 乳幼児期にいる子ども達はこれからの時間の流れに希望があります。時の流れは子どもたちに大きな可能性を与えてくれます。有意義な時を持って行きたいものです。


 子どもの成長は、今をいかに過ごしているかに大きく左右されます。同じ時は戻ってきません。今を大切にしたいです。

10月

 運動会


 今年の運動会はいかがだったでしょうか。沢山の方々に来ていただき、そして沢山の協力と声援を感謝します。


 今年の運動会はいかがだったでしょうか。沢山の方々に来ていただき、そして沢山の協力と声援を感謝します。


 運動会は園の一大行事です。園の先生たちも一生懸命に準備してくれました。今年はどんな競技、お遊戯をしようか。その時に身に着けるもの、お遊戯がきれいに出来るように色々と工夫して道具も作りました。


 私は手を出すことが出来ず見ているだけです。相談があった時にアドバイスをするだけです。


 そんな私も若かった時はいろいろなことをしました。グラウンドの草抜き、道具運び、ライン引き、会場のテント張り、印刷(昔はパソコンが無いので謄写版印刷)。夜遅くまでしました。運動会のアナウンスまで担当したことがありました。そのころは規模が今よりも小さかったので職員の数も少なかったです。楽しい思い出です。


 でも最近私の出番は挨拶と「よ-い、ドン」のスターターとしての笛吹きぐらいです。あとは先生たちがしてくれます。先生たちは園児が喜んで競技する顔を心に描きながら準備します。可愛い衣装。いつの間に作ったのかと思うほど鮮やかです。


 そして何よりも私たちが嬉しかったことは全員参加出来たことです。お休みする園児は一人もいませんでした。連絡ノートにも沢山の方々から感想を書いてくださいました。お父さん、お母さんの参加ばかりでなく祖父母の皆さんにも参加いただきありがとうございました。


 園児の祖父母の方々はみんな若いです。玉入れだけでは物足りなかったのではないかと思います。


 園児たちは毎日少しずつ練習を重ねてきました。最初は戸惑いの中です。それが段々日にちが過ぎ、練習を続けて行くうちにどんどん覚えてきます。その成長は驚くばかりです。子供達には素晴らしい可能性があります。これからも可能性を伸ばして行く保育にあたって行きたいと思っています。


 聖書の言葉を書きます。「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。」こひつじ園が目指す保育です。身体的な成長、精神的な成長、社会的な成長です。

9月

 猛暑に負けない


 今年の8月は記録的な猛暑続きでした。みんなで植えたサツマイモもぐったりしています(サツマイモは暑さと乾燥に強い作物です)。連日35度前後の暑さでした。


 でも夏は体力をつける時期でもあります。汗をかくことによって体温調整機能が働きます。


 汗をかくことは理にかなった機能です。汗かく経験をしないと体温調整機能が低下し体力も弱くなってしまいます。


 現代は車の中も、家の中も、また店に買い物に行った時もエアコンが完備しています。汗をかく機会が少なくっています。汗をかかないと忍耐力も低下して我慢の足らない「切れる」子になると言われています。ですから朝ご飯を食べ、水分をよく取り汗をかくことは大事なことです。


 しかし今年の暑さは異常です。毎朝、天気情報を見てから園に来ます。黄色の危険情報、赤の警告とその日の予想が出ます。ここまで来るとエアコンなしではかえって体に悪い状態を起してしまいます。


 8月、園内はエアコンがフル回転でした。涼しいお部屋で給食を食べ、ゆっくりとお昼寝をしました。そしてまた元気に遊びに向かう頼もしい子ども達です。


 昔の話を言うと笑われますが、私の子どもの頃、エアコンはありませんでした。どうしていたか。近くにある大きな木の枝に太い棒を縛りつけ、そこに板を置き、ゴザを敷いて木の上で昼寝をしていました。最近は立派なツリーハウスが各所に登場しています。


 私は今でも夜エアコンなしで寝ています。(暑い時2回だけエアコンのある部屋で寝ました。)二階の窓を開けて寝ています。夜、そこから入ってくる風はなんともいえない自然の涼しさをもたらしてくれます。


 我々団塊時代の人間は「切れる」と言うことは知りませんでした。エアコン無くても我慢が出来ていたのです。


 9月、暑さも峠を越します。これから涼しくなってきます。運動会に向かって練習が始まりました。子ども達は暑い中、元気に励んでいます。暑さに負けない子ども達のたくましい姿を見てください。少しくらいの暑さに負けない園児たちです。

IMG_4160.JPGとってもよいお天気が続いています。上手に水分補給をしていきましょう。


8月

 園のスズメ



今、朝の日課に菜園での野菜収穫があります。もともと山土を埋めた痩せた土地でした。そこに残飯を堆肥にして土作りをした菜園ですので今年は実りが良く毎朝、取らないと大きくなり過ぎてしまいます。


 ナスやキュウリを刻んでサラダに入れてみんなと食べたりしています。


 いつものように菜園に行くとそこに動くものがいました。何かなと目を凝らして見てみると巣立ちをしたスズメの子どもでした。まだくちばしも黄色く巣立ちが早すぎたのでしょうか。パタパタするだけで飛べないでいるのです。


 このままでは猫か、カラスの餌食になってしまうと思い手を伸ばして捕まえ事務室の段ボールに入れておきました。それを見た職員が本田に行って籠と餌になる虫を買ってきました。


 野生の鳥は人間に慣れないかなと心配していましたら二日目からピンセットの先に挟んだ餌を食べ始めたのです。おいしいのか、おなかがすいていたのか次々に食べ始めるようになりました。箱に入っている市販の餌を一日で食べきりました。


 三日間そのようにしていましたが余り人間が餌をあげると自然界の食べ物を取れなくなると困ると思い籠から出してあげました。出したら飛んで行ってしまいました。お礼の一言もなく行ってしまったスズメの後ろ姿に一抹の寂しさを感じました。


 次の朝、聞き覚えのある「チュン、チュン」との声が庭から聞こえて来たのです。見るとあのスズメが来ているのです。残っていた餌をあげると近づいてきて食べるのです。試みに手のひらに餌をのせていると手に乗って食べるのです。自然の小さな小鳥がこんなに人間に慣れるとは知りませんでした。このような状態が三日間続いてやがてスズメは来なくなってしまいました。


 イエス様の話にスズメの話があります。「5羽のスズメは2アサリオン(1アサリオンはイスラエルでの最低価値)で売られている。その一羽さえ神は、お忘れなさることはない。恐れるな、あなた方は沢山のスズメよりもはるかにまさっている。」と神様が私たちをどんなに愛しておられるかを話されました。


 賛美歌に「一羽のスズメさえも」と言う曲があります。イエス様は私たちをスズメよりもはるかにまさるものであると言われました。


 こひつじ園の園児たちは小さくても神様の愛の中に守られています。それにしても「スズメの恩返し」って本当にあるのかなと期待しながらスズメが飛んでいった方向を見上げる最近です。

7月

 菜園での収穫



私は今、潮来市民生・児童委員をしています。6年目になりました。ゼロ歳から高齢者に至るまで福祉に関するお世話をする働きです。厚生労働大臣からの委託です。


 潮来民児委員はどちらかといえば高齢者のお世話に目が向いていました。しかし少子高齢化時代で児童にも目を向けるようにしませんかと定例会で勧めています。


 新年度になり小学校・中学校との懇談会が持たれました。また学校評議委員もしているので学校に行く機会もあります。今、学校の先生は生徒指導をとても熱心にしておられます。先生方の指導は学習面だけでなく生活面にまでも気を使っています。


 生徒たちの行動を見ておられる先生方は、生徒の育ちは乳幼児期から始まっているので学校に入る前がとても大事なことですと、語っています。保育園・幼稚園の就学前の生活の大事さを強くしています。


 先日のテレビで自然に深く接した経験がある人は考え方に深み、粘り、探究心が多く見られると放映していました。私たちの潮来は田舎ですから自然は豊かです。でも外出を車で移動し、家の中でゲーム、テレビで時間を過ごしていては自然に接することが少なくなってしまいます。


 先日、菜園にきゅうりが実りました。有機質・無農薬栽培です。給食の残飯をコンポストに入れて肥料を作ります。園児たちが菜園前に集まり取立てのきゅうりに塩をつけて食べさせてあげました。


 取立てのきゅうりは光っています。瑞々しいです。割ると水が飛び出ます。口に入れると「カリッ」と歯ごたえがします。初めて食べる子どもたちはおいしく食べ、お変わりを求めてきました。


 5月に小さな苗を植え、毎日大きくなるのを見ています。黄色い花が咲き、きゅうりになる様子を見ることが出来るのは良い経験です。「あら、うちの子きゅうり食べたんですか。」と驚かれたお母さんもいました。


 昨日はジャガイモを掘りました。メークインです。きれいな芋です。さっそくふかしていただきました。梅雨には梅雨の恵みがあります。神様に感謝します。

6月

 健康管理



今年の天気は少しおかしいようです。4月、桜が咲き終わった後に雪が降り、その一週間後には25度を超す夏日になったりしています。5月下旬、もうすぐ6月になるというのに朝ストーブをつけました。


 こんな天気で体調を崩すのは、体力のついていない幼児と、体力がなくなってきた高齢者です。幼児に対しての健康管理は大事です。


 保育園、幼稚園児の保護者の方々は若いです。体力があります。少しぐらい寒くても朝から半そでになります。そして子どもにも自分と同じ支度をし、登園します。


 ですから言いたいのです。小さなお子さんと高齢者は、保護者と違い体力がないのでこまめな配慮をして欲しいと。


 私も若い時はすぐに半そでになっていました。半そでは一つのファションでもありました。しかし今は寒さに弱くなっています。私ぐらいの年齢を基準にして服装を考えるのが子ども達に丁度良いのかもしれません。


 私は朝、寒い時に半そで薄着でいる子どもを見つけたら先生たちに「何かもう一枚着させるように。」と言います。暖かくなったらもちろん、それなりに薄着にします。私はこの年齢になって子ども達と同じ体力になりました。子ども達の服装のことが気になります。


 ある人は「子ども達のほうが園長よりも元気ですよ。」と言います。そうかもしれません。園では体力をつけるために朝、日課といって、ばら組以上の子ども達がラジオ体操をします。そして園庭のトラックで駆け足します。私も駆けますが子ども達の後をついて行けないときがあります。


 本当に彼らは一日一日、成長しています。それでもやはり風邪をひくことが多いです。昨年は新インフルエンザで心配しました。今年は天候不順で体調を崩し、休む子ども達が多く見られます。「子どもは風の子、元気な子」は保育園、幼稚園生には少し早いような気がします。


 服装管理を自分の体調に合わせないで、子ども目線で見ていただきたいです。そして、毎日元気に登園して欲しいと祈っています。


 「暗く長い土の中の時代があった。いのちがけで芽生えた時もあった。しかし草はそういった昔をひとことも語らず、もっとも美しい今だけを見せている」(星野富弘)


 園児たちは毎日輝いています。輝きが毎日あるよう心掛けて行きたいです。

5月

 尊い仕事


 ようやくこの時期らしい暖かさになってきました。田んぼのカエルもいつものように元気な合唱を始めました。寒い時は元気のない鳴き方でしたがここにきて本来の鳴き声になっています。


 水を引いた田んぼでは田植えが始まりました。今年は天候が不順で稲作の生育も心配されます。しかし毎年この時期になると同じような光景が見られます。


 それまでだれもいなかった田んぼにトラクターが入り、軽快な機械音をあげて田を耕します。農業用水道からは水が勢いよく出ています。そして田植えが始まります。どこの田にも機械が入り、人が作業し、農村は活気づいてきました。


 里山の木々も新芽を出し始め活力に満ちています。農家の人は田植えに家族そろって出かけます。


 機械化になっても昔と変わらない光景が見られます。おばあちゃん、おじいちゃんもみんな田に繰り出します。そして10時になると仕事を休め、お茶の時間です。12時になるとお昼ご飯を田んぼのあぜ道に集まり太陽の下、みんなで食べます。


 小さな子供も田植えを見ています。お米を作るには一家総出です。子供も仕事を見るのです。子供のころから自分の家の仕事を見ることが出来るのはとてもいいことだと思います。


 特に農業はじかに土に触れ、水に触り、機械で準備をするその光景はきっと子供の心に残ると思います。私たちが食べるお米はこのようにして作られているとの理解は貴重なものです。それこそ食育です。


 家族みんなが協力してお米を作る経験はとても大事です。労働に対する意欲が生まれます。しかし、農業人口は年々少なくなっています。若い人が後を継がないのです。女性は農家に嫁ぐのを好みません。


 ある地区では外国からお嫁さんを呼んできています。農業は3Kなのです。収入も他の産業と比べても少ないのです。ですから農家が減り、食料も少なくなり7割近い食料を外国から輸入しなければ手に入らなくなってしまいました。しかし誰かが食料を作らなければなりません。


 人類最初の仕事はアベルとカインの農作業でした(聖書)。この世の中で尊い仕事は食料生産だと思います。身体を使い、力を入れ、日焼けをし、手に豆を作り苦労する仕事です。


 イエス様が言われた「水を汲む仕事」です。社会に貢献出来る仕事は素晴らしいです。

4月

 入園おめでとう


新年度を迎えました。子供達にとっては新しい出発の時です。学校を卒業して社会人になる人もいることでしょう。


 そんな中で最初の出発、新しい世界に進む人生初めての経験は保育園、幼稚園に入園し集団生活を始めることです。


 保育園には赤ちゃんで来られるお友達、3歳になって来られるお友達。こひつじ園には色々な年齢の子供たちが入園してきます。


 小学校、中学校は同じ年齢になってから入学しますが、こひつじ園は年齢層に大きな開きがあります。それだけに園に慣れる時間も、リズムも異なります。ですからこの4月は一番配慮の求められる時期です。


 でも、既に園生活を過ごしている先輩の友達が同じクラスに居ます。彼らは自分が入園した当時どんなに、いやがり、泣いたかを無かったかのようにして先輩としての気分で新しい友達に色々と教えてくれます。


 「ここがトイレだよ。そして手を洗うんだよ」「給食の時はお祈りをするんだよ」「泣かなくてもいいんだよ」等と。


 今年は先輩の友達も新園舎での生活を経験していますのでスムーズに教えることが出来ます。クラスの先生にとっては頼もしい限りです。


 初めてわが子を預ける保護者の皆さまにとっても大きな心配がおありと思います。門で不安そうに先生たちに手を引かれて行くわが子を見て、こんなに小さいのに預けて良かったかしらと悩むお母さんもいると聞きます。


 しかし一カ月過ぎたころ段々と子供達は保育園で過ごす楽しさを覚え、顔が明るくなってきます。家でもお友達のことや先生のこと、一日の園生活のことを話すようになります。そんなわが子を見ると心配も段々と小さくなってくるでしょう。


 子供達は環境に慣れるのが早いです。しかし入園当初は大きな環境の変化に心身とも疲れている時期です。そっと見守ってあげてください。疲れていますからこの期間はこちらからなるべく園の様子を聞くことは控えてあげて欲しいと思います。


 家に帰ったら睡眠をなるべく多く取るように心掛けてください。時には熱が出ることもあります。新入園児の保護者の皆さまは入園した一カ月の間は暖かく見守って頂きたいと思います。


 そしてお子さんの大きな成長を期待してください。


 新入園児のお友達を心から歓迎します。

※スライドショーの1人単位の園児写真は保護者の了承を頂いての掲載です